小石川植物園の樹木  − 植物名の由来 −

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最近の 開花状況 3月22日

ハナニラ
正門横 駐輪場。 これを見て、「早くも」 という言葉が出てしまった。 例年の今頃は他の場所でもたくさん咲いていたのだが・・・。

カンヒザクラ 寒緋桜
こちらは ようやく、やっと 開花。 柴田記念館への途中右手。

寒咲きオオシマ
サクラ園 精子発見のイチョウ近く。 花芽が開いてつぼみが見える。

花よりダンゴ?
行儀良くグループに分かれてお弁当 と思ったら、主食が 米を発泡させたものを三角形にして 海苔を付けた「おにぎり お菓子」だったのには驚いた。

ソウシュンザクラ 早春桜
サクラ園 精子発見のイチョウ近くの2本のうちの片方が早い。


下の段。 ウメは 極遅咲きの3種を除いて ほぼ咲きそろった。 早咲きの種の見ごろは終わっている。 白とピンクが楽しめる 枝変わりの品種「思いのまま」 と、一本でウメとサクラが楽しめる「桜梅」がお勧め。

安行寒緋 も開花 まだ 2輪 のみ
70番通り 標識75番の先左側。 ハギ園のところ。

フサザクラ Euopelea polyandra フサザクラ科
70番通り、ラクウショウを通り過ぎた左の広場 塀の近く。 花弁がないのに「サクラ」の名前は似合わない。 樹皮が桜に似ているために付けられた。

一箇所に多くの花が固まって咲くが、右の枝の花は雄しべがない! 私が見る前に群がっていた 観察会の面々が雄しべをむしってしまったためだ。

お陰で? 中に隠れている雌しべを観察できた。
フサザクラは フサザクラ科にフサザクラ属だけがある珍しい種。 以前はカツラの近縁と考えられていたが、APG分類では 「目 もく」レベルで分かれてしまった。

ウグイスカグラ
70番通り 標識73番の先 右側。

クサイチゴ
70番通り ハンノキ池付近。

フキ あるいは その一種
蕗は雌雄異株だそうで、この花がどちらかは 未確認。


道路拡張工事 石垣の工法

御殿坂では石積み工事が進んでいるが、坂下とそれ以外では工法が違うので 詳しく見てみたい。
坂下部分は平らな所にフェンスを設けるために、コンクリートの擁壁を造って化粧の低い石垣としている。 一方、少し上った所からは切り通しとなるために、石垣本来の 土留めを兼ねたものとなる。

化粧石積み : (仮称)引っ張り工法
コンクリート擁壁に金網を張り付け、石にアンカーしたワイヤを留め付ける工法。

高さは低いし土圧は受けないので、大地震時でも崩れることはないだろう。

石垣 : (仮称)ワイヤバックアップ重量式
石に長いワイヤをアンカーする。 ワイヤーにはプラスチックの板を通して、石とは反対側にセットする。 板は裏込めのグリ石に引っ掛かって ストッパーの働きをする。
この工法の懸念は、何十年後かにワイヤーがもろくなった時、石がすっぽり抜けてしまう事だ。
トピックス 石垣の工法 へ
(近日中に掲載予定)

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2011年 1月1日 開始

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