小石川植物園の樹木  − 植物名の由来 −

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2012年6月 の 開花状況

                             ダンドク                      2012.6.26
夏はカンナの季節。 「真っ赤な」と言いたいところだが、このダンドクは標本園のものとは違って、唇弁を中心に 橙色がはいっている。 場所は60番通りが始まる メインスロープの左側、ブラジル松があるところ。

台風被害 太白
台風4号の大風で、20番通り 中央サークルのサトザクラ 太白の枝が折れ、一週間が過ぎた26日も まだ作業が続いていた。 左右に大きく張っていた大枝の左側2本が折れて、半分になってしまった。 幹が全面的に傷んでいたのが原因。
2011年4月15日の 満開状態

このほかにも、
  標識71番 右のブラジルマツ 倒壊、
  40番通り左側 売店近くのケヤキの大木が、高さ 5mのところから折れる
  同じく売店横の シナアブラギリの幹割れが 広がる
  標識42番下 階段途中のホオノキの大枝が 片側折れる
  20番通り 標識23番先左側の シナウリノキが 根こそぎ倒壊
  スギ・ヒノキ林内の 針葉樹(樹種は未確認)が倒壊
などの被害があった。 青い銀杏の実も 大量に落ちていた。

ネムノキ
下の段の大木は枯れてしまったが、標本園のネムノキは勢いが良い。 普通は夕方から咲くのだが、これは真っ昼間から咲いている。


                    ガクアジサイ            2012.6.15
本館への坂道が左へカーブするところ、右奥。 装飾花の色は白。

こちらは 青
本館から柴田記念館への道、右側。 後ろに本館が見える。

ノグルミ の 花
そろそろ終わりで 雄花は落ち始めていた。 中心に雌花があるのだが、同じ色なので分かりにくい。

大きくなってきた 銀杏
直径は 約 16mm。 かなり最終的な大きさに近づいてきた。



               咲きそろったハナショウブ         2012.6.7
今年はかなりの品種が咲いている。 管理の人が雑草を抜く作業を行っていた。 きれいな花はそういう手入れのたまもの・・。 ありがとうございます。



トチュウの実             成熟途中で落ちた トチュウ       2012.6.5
売店横の薬草園側に枝垂れた枝に、実が生っていた。 花には気が付かなかった・・・。

雄花            クロガネモチ            雌花
今まで雄株の存在を意識していなかった。 雌株は 標識24番の右側。 雄株はその先の樹林の中。 花は共に終わりに近く、星砂のような雄花が 枯葉の上にパラパラと小さな音を立てて 落ちていた。

マテバシイの花

↑ 雌花            雄花 ↑

ヒゼンマユミの花
60番通り 正門からすぐの左側。 無数の花が咲いている。


                     アマチャ               2012.6.3
30番通りのスタート地点、標識31番付近には アジサイの仲間がコレクションされている。 これが ヤマアジサイとどう違うのか よくわからない。

ハナキササゲが 満開

桐などと同じく、ノウゼンカズラ科の植物である。


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2011年 1月1日 開始

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