小石川植物園の樹木  − 植物名の由来 −

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2012年10月 の 開花状況


オオバタイワンツバキ        2012.10.31
門をはいって少しのぼり始めた右手、ロウバイの奥。 上の方ではたくさん咲いているのだが、注意して探さないと見つからない。

実りの秋
カラタチの実は小さい。 中は種が多いがとても酸っぱいので、レモンの代わりになるかも・・・。

雑草退治
ハンカチノキの横で。 小石が跳ね上がる危険があるため、完全防備。

カツラの黄葉始まる
70番通り 島池の手前 右側。

ムクノキ
実を口に含んで 少し甘い果肉を食べ終わると、硬い核がシャリシャリと歯にあたります。



イイギリ              2012.10.24
ボダイジュ並木と20番通りの間、精子発見のイチョウからすぐの所。 遠くからでも赤い実がよく見える。 これだけあれば、鳥に食べられても冬まで残りそうだ。

早くも サザンカ

モッコク
日本庭園の池のほとり。 割れる前の丸い実が真っ赤に色付いている。



シュッコンソバ 満開         2012.10.20
ソバは一年草だが、宿根ソバには肥大した茎の塊があるそうだ。 園内各所で 年々増えていく。 葉は野菜として食べられる。 すぐに実が大きくなるが、花弁や雄しべが付いたままなのがおもしろい。 

ナギイカダ
甘藷記念碑の足元。 きれいな実が いつになくたくさん付いている。

リンボクの花と紅葉
リンボクは 山道の50番通り、標識52番近くに 離れて3本ある。 いずれも低いところには咲かないため、アップの写真は撮れない。
バラ科だが、イヌザクラやバクチノキと同じように、穂状の花序となる。 雄しべが長くてカールしている。

定着した カイノキ・ベンチ



アカガシの実            2012.10.17
一年半かけて 大きくなりました。

ハゼノキの紅葉 始まる
1.5 m と小さくても、色は真っ赤に。



カラタチ              2012.10.11
精子発見のイチョウ近くのトイレ 横。 実には短毛が生えている。



カラスウリ      2012.10.8

売店の弁当
仕入れ先が変わりましたが、おいしいですよ。 ただし、数量限定。

ベンチとして生まれ変わった カイノキ
第二の木生、格好のベンチとなっている。 是非このまま 残してほしい。



10月1日の台風被害
30日夜半から1日にかけての 台風14号で、上の段奥の カイノキ が折れてしまった。
折れた カイノキ               2012.10.3
昨年9月の台風で 大枝の片方がなくなった後、北側のもう片方が少し斜めに残っていたのだが、今回の南風に耐えきれずに 高さ2mの所で折れてしまった。
昨年の台風後の様子                  2011.10.20
のところで折れた。 こうやって見なおしてみると、上のボリュームに対して 残った幹が 細すぎた。

折れた場所
中央後方には枝が全部落ちたハナミズキ(アメリカヤマボウシ)がある。 右奥には斜めになった木も。 その他の木に 共倒れのような致命的な被害はなかったようだが、ツツジなどが押しつぶされた。 
幸いなことに すぐ近くに2本の幼木があるが、まだ4m程度で 花が咲いているのは見たことがない。 倒れた大木は、昨年 たくさんの実を付けた。

倒れたヒガンバナ
被害は一部だけで、そろそろ終わりの所と まだ つぼみの状態も残っている。 今年は暑さのせいで ヒガンバナの開花が遅れたために、お彼岸には間に合わなかった。


スイフヨウ (一重)
正門 右側。 きれいなので、つい 撮ってしまう。

ハンノキの足元の シロバナマンジュシャゲ
これも毎年。 少し増えてきたかも知れない。

満開のウスギモクセイ


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2011年 1月1日 開始

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