小石川植物園の樹木  − 植物名の由来 −

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最近の 開花状況 11月1日

園内には赤い実がいっぱい! 中には青い実も。

コダチダリア
まだ 2 ・3輪。 最盛期になると、中まで入れるようにロープが張り直される。
11月3日には 中まで入れるようになっていた。
秋の目玉商品 どちらが竹か?

                   咲き始めた 花             2011.11.4

青いナツミカン と ピラカンサ
柴田記念館に向かう途中の 管理地内。 暑い11月、最高気温は22度。

分類標本園 アオカズラ Sabia japonica
まだ緑色の実、青くなった実、熟して皺になった実が混在している。

分類標本園 丸い葉のヒイラギ
花は終わりに近い。 ほのかな香り。 古い株では鋸歯が無くなるといわれている。

モチノキ 雌株
40番通り、標識43手前右角。 落ちている果実には黒い斑点ができている。
中には 3〜4個の種子がある。


森の中に散らばる
キジュ の実。 ポツポツと落ちているものを集めて撮影。
場所を説明するのが難しいが、20番通りの 標識23番から始まるオオムラサキツツジがとぎれるあたり、左手。 
運良く 枝付きの果実が落ちていた。 幹は細かく深く 縦に割れる。


                    ヒョウスイボク Sinojackia xylocarpa の 実            2011.11.1
中国原産の「秤錘木」。 「秤 はかり」という字には「ヒョウ」という読みは無いので、本当は「ショウスイボク」とすべき、のようだ。
古い秤では、こんな形の錘を下げたのかも知れないが、現代では「下げ振り」の錘に似ている。 
爪楊枝を挿して「独楽」を作ってみたが、軽いために一瞬しか回らない。

なお、果実の中央 黄土色のものは果皮をそぎ落としたもので、「果肉」の部分はおが屑を固めたような状態である。 これが 種小名 xylocarpa :木質化した果実 の由来であろう。 細長く、溝が付いている種子があるが、丁寧に洗わないと形が現れない。

サンシュユ ミズキ科
総苞に包まれた、来年の蕾みがすでに大きくなっている。

ヌマミズキの紅葉
下の段、島池付近。 70番通り左手。 日に透かさなくても キレイ。

葉で陰になる部分た゜けが黄色い。
つまり 「日に当たると赤くなる」と
いう事がよくわかる。


 三角形の黄色





 黄緑が残る

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2011年 1月1日 開始

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