小石川植物園の樹木  − 植物名の由来 −

.         索 引 へ        .


枝折れ被害 特記無き写真の撮影は 2013年1月17日

14日に一日中降った重たい雪によって おもに 常緑樹の枝折れが多発し、甚大な被害を被った。 最初に撮影した 17日は 降雪後 3日目で、すでに片付けが進んでいたはずなのに、膨大な枝が残っていた。 また、山道(50番通り)には 立ち入り禁止区域もできていた。

正門から坂を上って上の段へ、下の段は奥から戻ってくる順で。

柴田記念館前
仮称 ヤナギバシクンシの大枝が折れた。 
幹の芯が腐っていた
芯だけではなく、折れた枝の付け根は上部が痛んでいたために、雪の荷重に堪えられなかったもの。


サトザクラ 太白
2012.6.30
サクラ林 中央サークルの太白は昨年の大風で大きな被害を受けたが、再度の被害。 前回と同じように 枝の芯が虫食い状態だった。

すでに 玉切りされた 大枝

つぼみもたくさん付いていた


通行止めの山道 標識 51番       2013.1.27
まだ 落下してくる危険性があるのか? ここは 運搬車がはいれないので、片付けが大変だ。
反対側から 標識 43付近       2013.1.27
分類標本園のはずれから 50番通りに下りる場所。

マテバシイの大株          2013.1.27
望遠レンズで撮影。 中に入れないので詳細はわからないが、マテバシイの幹が割れているのが見えた。


カラコギカエデ                     2013.1.27
折れるのは やはり痛んでいる枝が多い。 標識 34 の先。

ハコネウツギ 2株                   2013.1.27
もともと 幹に腐れがはいって 弱っている木だった。 標識 35番、震災記念碑付近。



ホソバタイサンボク
常緑樹林の被害が凄い。 すでに片付けが進んでいるはずなのに、まだ大量の枝が残っている。 標識 15番 付近。

サザンカ や ナナミノキ

カゴノキ

ヤマモモ
途中の枝に、折れた太い枝が 何本も引っかかっている。

カナメモチ と トウネズミモチ

           シリブカガシ 標識 26番付近


以前から痛んでいた ハナミズキ

ヒムロ



ゴヨウマツ


中島池、中之島の ヒメシャリンバイ         2013.1.27
この木も弱っていたもの。 低木で 枝が四方に伸びるため、主な幹が全部やられて 崩壊してしまった。



ヒメユズリハ
低木の丸い樹冠の 3分の1が折れてしまった。
枝分かれの腋部分上部が無かったために、重さに耐えられなかったもの。

シロダモ

ユーカリの一種 (名札無し)

イタリアヤマナラシ

チリメンガシ


片付けはまだ続く           2013.1.23
山と積まれた 折れた枝             2013.1.27
南東側の管理区域。 塀の更新で整地された空き地が 役に立っている。


著作権者:高橋俊一  mail to : plantsドットname@gmail.com
文章の転載はお断りします。
私が撮影した「写真」の利用・転載については、
高橋俊一「小石川植物園の樹木」より と明記し、
上記メールアドレスまで ご一報ください。
迷惑メール防止のため、アドレスには全角文字などが含まれています。
すべて英小文字に直してからメールして下さい。
2011年 1月1日 開始

.         索 引 へ        .


高橋俊一のホームページ リンク :

世界の植物
小石川植物園の樹木は 内容が一部「世界の植物」と重複します
山手線が渡る橋・くぐる橋
原宿から出発して、神田の先 中央区まで来ました
品川へ向けて 東西で南下中
アフリカ・セネガルの ホテル・レストラン・ガイド