名前の由来 ロウソクノキ Parmentiera cereifere |
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ロウソクノキ: |
直径3cm程度の果実を「蝋燭」にたとえたもの。
英語名も candle tree, candle stick tree である。 |
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種小名 cereifera:蝋を有する の意味 |
形だけでなく、果実の表面が蝋質となっているため。 |
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命名者は ドイツ生まれの植物学者 B.カール・ジーマン(1825-1871)。
1847年からアメリカ西海岸、太平洋岸の探検に加わり、その航海記「The botany of the voyage of H.M.S. Herald」に本種を記載した。 |
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Parmentiera ロウソクノキ属: |
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フランスの農学者で薬剤師となった パルメンティエ Antonie A. Parmentier (1737-1813)を顕彰したもの。
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属名を定義したのは、同じ18世紀、パルメンティエより半世紀ほど後にスイスに生まれ、パリ・モンペリエ・ジュネーブで活躍した植物分類学者、ド・カンドル
(1778-1841) である。 |
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写真はすべて Wikipedia より |
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ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae : |
主として熱帯、亜熱帯に約120属800種がある。
ほとんどが直立高木、低木あるいはつる性の「樹木」で、左右対称の鐘状・筒状・漏斗状の花が特徴。 |
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ノウゼンカズラ |
ノウゼンカズラ属はつる性。羽状複葉で茎頂に円錐花序をつけるなど、本種とは大きな違いがある。
Bignonia の名は、フランス ルイ14世の司書 ビニョン A. J. P. Bignon(1662- 1743) にちなんで名付けられた。 |
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