![]() 学名は GRIN* による |
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科 名: | マンサク科 Hamamelidaceae | |||
属 名: | マンサク属 Hamamelis Linn. | |||
原産地: | 北海道南西部、本州西部 | |||
用 途: | 植物園などで植栽される | |||
備 考: | 初めの命名者 中井猛之進は「マルバマンサクの変種」としたが、後にマンサクの変種とされた。 |
*GRIN:Germplasm Resources Information Network / アメリカ農務省 |
変種名の discolor は「多様な色の、またそこから転じて 異なった」の意味で、花弁が黄色一色ではないことに由来する。 |
dis , ditis = dives : 接頭語、豊富な |
裏側から 2015.2.24. |
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この花では花弁の裏側の方が赤紫色の範囲が広いが、咲き始めの状態かもしれない。また 花によって違いがあると思われる。 |
花期のニシキマンサク 2株 2015.2.24. |
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葉が無く、マンサクよりも花の色がくすんでいるので、目立たない。 |
芽吹き 2014.4.7. |
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各短枝の頂芽が伸び、折り畳まれていた葉が広がっていく。葉表には一部に毛が付いているが、初めからほぼ無毛。葉裏の葉脈には多くの毛が付いている。 |
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開花後の真っ赤な萼片が目立つ。枝は湾曲しながら横に伸びるが、重みで枝全体が下がるので、結局上には伸びていかない。 |
↓ |
新 緑 2025.5.10. |
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道路よりも少し高い位置に植わっていて、高さは 2mほど。 後ろの斜面では、自然に生えてきた「シュロ」が林になっている。 |
成 葉 2011.5.13. |
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葉先が丸いものが多い。マルバマンサク H. obtusa は見たことがないのだが、これだけ丸いと、最初の命名者 中井猛之進が「マルバマンサク」ではないかと思ったのも肯ける。 大きめの葉で12cm。 |
葉 裏 2025.5.11. | |
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葉裏は明るく、表よりも光沢がある点はマンサクと共通している。表はビロード状で触り心地が良い。 |
葉裏 | 葉表 |
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数字は1mm (写真の幅で1cm)。葉裏の葉脈には毛が残るが、裏表とも 星状毛はほぼ落ちている。 |
幼花序 2025.5.10. |
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ごく小さな花序が成長していた。 |
ニシキマンサク の 位 置 |
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E6cd | ● | 60番通り スタート地点からすぐの右側 |
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