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科 名 : | パンヤ科 Bonbacaceae | |||
属 名 : | パンヤノキ属 Ceiba Mill. (1754) | |||
英 名 : | ||||
原産地 : | ブラジル、ほか 南米各地(ボリビア、ペルー、アルゼンチン、パラグアイ) | |||
用 途 : | 観賞樹、庭園樹、キワタノキと同じように種子の繊維が利用される。 南米先住民の Matico はこの繊維を「矢を防ぐ上着」に使ったという。 |
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撮影地 : | ポルトガル ![]() ![]() |
リスボンに トックリキワタ? 熱帯の樹木ではなかったのか? 沖縄では露地にあったが、内地では温室。 |
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撮影は10月初め。 場所は中心部から少し離れたベレーンの、有名なジェロニモス修道院の横である。 調べてみると、夏は東京より低いが、冬の最低気温が8度 というのがいいのかもしれない。夏の降水量は少なく、10月以降に増えてくる。 修道院のすぐ近くには「熱帯植物園」さえある。 この木は リスボン中心街の公園やリスボン植物園でも見かけた。 |
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天気が良かったので、よけいにピンクが映える。 枝には「トゲ」がびっしりと生えているが、この写真ではわからない。 |
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植物園の木 | 幹のトゲ | ||||
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こちらは花がほとんど終わっていて、葉が茂ってきている。 幹は「トックリ状」にはなっていない・・・。 |
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沖縄のトックリキワタ | 葉 | ||||
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花は葉が出る前に咲く。 中心に黒い斑(点)が入っているものとないものがあった。 咲き始めは少なく、終わりになると黒くなるのかも知れない。 |
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花 | |||||
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修道院の方 | 植物園のもの | ||||
名前の由来 トックリキワタ Ceiba speciosa | |||||
トックリキワタ : 幹の下部がトックリ状にふくれるキワタの木 |
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種小名 speciosa : 美形の という意味 | |||||
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Ceiba パンヤノキ属 : | |||||
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以下は、パンヤノキ の記述と重複する。 |
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パンヤ科 Bombacaceae : bombycinus (絹の糸の意) から。 | |||||
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キワタ ←ワタ ( 綿 ) : Gossypium hirsutum L . (1753) |
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 園芸植物大事典/小学館、 週間朝日百科/植物の世界・朝日新聞社 MABBERLEY'S PLANT-BOOK GRIN アメリカ農務省のホームページ |
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