名前の由来 Fagraea berteroana |
pua kenikeni プア・ケニケニ : |
ハワイ語で 「10セントの花」の意味。 まさか花ひとつが10セントもしないだろうから、レイ 1本が 10セントだったのではないだろうか。
プルメリアもそうだが、良い匂いがするので レイを首から外したあとも、部屋で香りを楽しめる。 |
|
種小名 berteroana : 人名による |
『植物学ラテン語辞典/至文堂』に 「イタリアの C. G. Bertero (1789 - 1813) へ献名した Berteroa属」が載っていた。 ベルテロア属はアブラナ科だが植物事典には載っておらず、GRIN のデータベースにも 一種だけ 登録されていた。 ベルテロ氏の詳細も不明。
|
|
Fagraea ファグラエア属 : 人名による |
命名者チュンベリー(1743-1828)の友人、植物学者のファグレウス (1729-97)を顕彰したもの。 ファグレウスの詳細については不明。
|
|
リンドウ科 : |
漢名 龍胆( long dan )の転訛。
龍胆は、リンドウの根が 龍の胆のように苦い(という喩え)から。
日本で言えば「熊の胃」だろう。
|
|
Gentianaceae : |
属名としては トゥルヌフォールが立てていたものを、リンネが『自然の法則』(1735) に記載した。
リンドウの薬効は古代エジプト時代から知られていたようで、その強壮効果を発見したとされる、紀元前500年頃にアドリア海沿岸にあった イリリアの国王
Gentius ゲンティウス(紀元前2世紀)にちなんで命名された。 |
|