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科 名 : | リンドウ科 Gentianaceae | |||
旧科名: | マチン科 Loganiaceae | |||
属 名 : | ファグラエア属 Fagraea Thunb. (1782) | |||
現地名 : | tembusu (シンガポール、インドネシア) | |||
テンブス の由来は不明 | ||||
英語名 : | ironwood : 材が硬いため | |||
原産地 : | インド、インドシナ半島、シンガポール、インドネシア、パプアニューギニア、フィリピン | |||
用 途 : | 庭園樹、緑化樹、緑陰樹 硬い材を家具・床材・造船に利用する |
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撮影地: | シンガポール |
植物園の広場の真ん中に その開園(1859年)以前から生えており、遺産木となっている。 5ドル紙幣の裏側に使われているために、シンガポール国民に最もよく知られた木である。 |
紙幣の一部を掲載。 横に長く伸びた枝がこの木の トレードマークだ。 |
紙幣とは逆向きから 2009.1.16. |
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ヘリテイジ・ツリーの説明板によると、 |
極めて痩せた土地でも大木となる。 枝を切らずにおくと、古木ではしばしば低い位置の枝を大きく伸ばし、先端で上向きに伸びる。 材が強靱なために、枝の重さを支えることができる。 クリームのような香りの花を付け、夕方に蛾を誘う。 果実は小さなオレンジ色の液果。 |
低い位置で張り出した大枝 |
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子供たちはこの枝で 木登りの初体験をする。 お見合い写真も ここで撮影? |
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別のテンブス こちらも遺産木 | |
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ヤシ広場の縁にはまっすぐ伸びた大木があり、遺産木のひとつとなっている。 |
細い木の 幹の様子 | |
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直径 40センチ程度。 カキノキやコナラのように樹皮が縦にひび割れる。 |
葉の様子 |
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細い枝の先に 明るくつやのある葉を多数付ける。 長さ15センチ。 |
花 2009.1.16. |
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両性花でサイズは 約3センチ。 |
まだ できたての実 |
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このあと 黄色から赤へと色付く。 鳥が好んで食べるそうだ。 |
名前の由来 Fagraea fragrans | ||
種小名 fragrans : よい香りのする |
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Fagraea ファグラエア属 : 人名による | ||
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リンドウ科 : | ||
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Gentianaceae : 人名による | ||
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