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SENEGAL ![]() |
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科 名 : | バンレイシ科 Annonaceae | |||
属 名 : | バンレイシ属 Annona Linn. (1735) | |||
英 名 : | soursop サワーソップ prickly custard apple |
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原産地 : | 南アメリカ、あるいは西インド諸島 といわれている。 | |||
用 途 : | 大きな果実は25cmにもなる。中は脱脂綿状の繊維で、甘酸っぱい果汁が含まれている。 生食したり、ジュースにするために、世界中の熱帯各地で栽培されている。 |
収穫の時期ではなかったためか、あるいはセネガルでは栽培されていないためか、スーパーや市場では見かけなかったため、食べてはいない。 |
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樹形 高さ 3.5m | トゲバンレイシの葉 | ||||||
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国立保健医療社会開発学校(ENDSS) の駐車場、2台のマイクロバスの間にに植えられていたもの。 葉は長さ約15cm。長楕円形、革質、表面には光沢があり、とても美しい。 |
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トゲバンレイシの実 | |||||||
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上の写真と同じ果実。 バンレイシ属の実は、多くの果実が癒着して一つになったもの。(癒合という) とげは各果実の雌しべの柱頭部分である。 バンレイシ科は、熱帯から亜熱帯にかけて約130属、約2,300種があるが、バンレイシ属以外には有用種は少ない。 |
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参考写真 セネガル以外、筆者以外の撮影写真 | |||||||
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トゲバンレイシの花 [ Copyright ] Dr. Gerald Carr (Univ. of Hawaii ) |
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名前の由来 トゲバンレイシ Annona muricata L . | |||||||
トゲバンレイシ : 刺のあるバンレイシの意味。 Annona アンノナ属 : カリブ海ハイチ国の地名アノンに由来する。 |
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種小名 muricata : 「硬尖面の、硬い突起がある面の」という意味。 刺のある果実を形容したもの。 |
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トゲバンレイシ ←バンレイシ(蛮茘枝/蕃茘枝) : Annona squamosa L .(1753) |
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バンレイシ ←レイシ(茘枝) : Litchi chinensis Sonn. (1782) |
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 園芸植物大事典/小学館、 週間朝日百科/植物の世界・朝日新聞社、 植物学名辞典/牧野富太郎・清水藤太郎 ハワイ大学 Dr. Gerald Carrのホームページ (転載許可取得済み) |
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