山手線 が 渡る橋 ・くぐる橋 | ![]() |
渋 谷 → 原 宿 |
1. 駒場 高架橋 |
渋谷駅 山手線ホームが掛かる 最初の高架橋。 タイトル右の地図にある当初の渋谷駅 ・・・は、1919年(大正8年)頃の複々線化時に カーブのきつい場所 ○ に移されため、電車とホームの間に大きな隙間があった。 乗降客数の急激な増加もあって、1961年(昭和36年)から渋谷駅の大改造が始まった。 線路の曲率(曲線)を効率的に改善する方策として、ホームの直前直後を外側に膨らませ、中央を内側にずらしながらホームを広くする工事が行われた。 駒場高架橋は 恵比寿側の線路を山手線の外側に膨らませるための工事であるため、高架橋といっても奥行きは小さい。 |
高架橋 遠景 2012.10.2. |
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▲の間が高架橋で、長さは 約 44m。 一連の工事の結果、山手線内回り線の最小半径 380m を 600mに、外回り線の最小半径 368m を 500mとした。 ホームの幅員は内回りの最大が 6m、外回りホームの最大が 5.5m だったものを ともに最大 11mとし、10 両編成用に延長も行った。 『 「東工」90年のあゆみ 』 より |
近 景 |
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スパンは6つだが、3スパンずつ ふたつの工区に分けて施工された。 見えているホームは山手線内回り用。 |
銘板 と 名称板 | |
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銘板も左右両方にはめ込まれている。 竣工は 1963年(昭和38年)2月20日で どちらも同じ日付。 恐らく青銅製で、架道橋のように上からペンキを塗り重ねていないので、半世紀前とは思えない美しさ。 |
スパン(径間)番号標 |
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6スパンしかないはずなのに 8番とは ? これは 3番にいたずら書きされたものでした。 |
高架下店舗の奥行きは 3m程度 |
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駒場架道橋から 恵比寿方向を見る |
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↑駒場架道橋。 最後の部分は 架道橋の橋台である。 |
位 置 (終戦後の様子) | ||
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写真サイズ 400 × 115 |
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1947年(昭和22年)9月の空中写真/国土地理院 |
■ 駒場高架橋 データ | |||
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位 置: | 渋谷区三丁目 | |
管理番号: | − | ||
道路名: | − | ||
線路の数: | 1 線、 山手線外回り | ||
橋 長: | 44.3 m | ||
スパンの数: | 6 | ||
竣工年: | 1963年(昭和38年)2月 | ||
備 考: | |||
名前の由来: | 駒場架道橋の隣に新設された高架橋 | ||
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