参考ページ
本項は 未確定事項が多く、「参考」 とする

ニッケイ 肉桂
Cinnamomum sieboldii Meissn. (1864)
または
Cinnamomum okinawence ( 1976?)
( この学名はともに異名のようだ )
科 名 : クスノキ科 Lauraceae
属 名 : クスノキ属 Cinnamomum Schaeff.
(1760) nom. cons.
正 名 :  Cinnamomum loureiroi Nees (1836)
  ← C. loureirii Nees (1836)
 命名規約の変更によって訂正された
英 名 :  Saigon cinnamon
原産地 : 中国南部、ベトナム と考えられている
用 途 : 主に根の皮を セイロンニッケイやケイの代用として、薬用や調理用の香辛料として用いる。

常緑樹林内にはまとまった場所に 5本のニッケイがあり、4本には名札が付いている。 ところが 5m と離れていないのに Cinnamomum sieboldii と C. okinawense の2種類がぶら下がっている !

しかも 両方の学名とも アメリカ農務省のデータベース GRIN に無く、正名どころか異名としても出ていない。 ニッケイ類は 昔から世界的に有名な種なので、どれかがニッケイのはずだ と、英語名や中国名を頼りにして 以下のように考えた。 
学名 和名 代表的な英語名 中国名 備 考
 C. loureiroi Nees  ニッケイ  Saigon cinnamon
 Saigon-cassia
    ?
C. aromaticum Nees  ケイ、トンキンニッケイ  cassia
 Chinese sinnamon
 肉桂 rou gui  肉厚の樹皮、桂皮・
 カッシアはシナモンの代用
C. yabunikkei
       H. Ohba
 ヤブニッケイ    -  天竺桂
  tian zhu gui
C. verm J. Presl  セイロンニッケイ  Ceylon cinamon  錫蘭肉桂 xi lan  内皮をシナモンと呼ぶ
C. burmanni
  Nees ex Blume
 ジャワニッケイ  Java-cassia
 Batavia cinnamon
 陰香 yin xiang
GRIN (Germplasm Resources Information Network) による
和名と中国名が食い違っていることについては、名前の由来で述べたい。


2013.6.4                ① : 薬草園横の ニッケイ                 2014.1.28
薬草園側から 北から南を見る
高さ 約 11 m。 事典では高さ 10~15mとあるので、立派に育っていることになる。 南側からはあまり日が当たらないために、主に東側に枝を伸ばしている。 花が咲き 実が生る。

② : 常緑樹林のニッケイ            2013.3.12
30センチほどの太い木が2本、20センチが2本、もう一本はさらに細い。 いずれも根元が傾いている。 密集地帯なので 不用意に上へと伸びた結果だろう。 ベトナム付近には 台風が無いだろうから、葉の量の割に 根の張りが少ないのか?   高いもので 13.5 m 。

太くなると樹皮が剥げ落ちる 黒い色の樹皮

若い時は緑色 今年枝       2013.6.4
クスノキも含めて クスノキ科の新葉は、赤みがかる。

② 2012.5.23                         新緑の様子                        ① 2012.6.7

葉の付き方             2013.3.12
すべての葉がそうではないが、一部は、軸の片側に2枚が続けて出る「コクサギ型葉序」となる。 枝の先端附近では ほぼ対生になる傾向がある。

葉は細長く、3本の葉脈が目立つ。 日本各地に自生する「ヤブニッケイ」と比較すると、二本の側脈が葉の先端近くまで伸びている。 もっとも 日本の山に ニッケイが生えていることは無いので、もし見かけたら ヤブニッケイと考えてよいだろう。 黒い果実はよく似ている。
ニッケイの葉脈 ヤブニッケイの葉脈

花                2013.6.4

花の詳細
クスノキ科は、モクレンなどと並んで早くに分化した植物で、「部品」は雌しべを中心に何段にも重なって配置されている。 まず花被は萼片と花弁が3枚ずつで ほぼ同じ形。 雄しべは3個ずつ4輪となっているが、咲いているのは柵の中であるため、これが限界。 

幼 果               2013.7.17
できたての果実。 右端のものは 丸い果実本体ができてきている。 この後 観察を怠ってしまって、大きくなった写真がないため、日本~中国南部までに分布する ヤブニッケイの実の写真を。
ヤブニッケイ         2013.12.23
静岡県 伊豆山付近で
ヤブニッケイ           2014.2.4
1ヶ月以上経ってもほとんど縮まない。 へたから外した状態。 実の長さ 13ミリ。
果実の内皮にはへこんだ筋があって、種子にも縞がある。 果皮からは くすんだ赤紫色の液が出て、すぐに黒紫となった。


 
ニッケイ の 位 置
写真① : E 12 ab    薬草園の西側、垣根の外
写真② : B 6 c    10番通りと20番通りの間、標識15番の手前。 大小5本


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ニッケイ類の和名や学名は混乱していて 確定できない事項が多く、学名に関しては「参考記述」 とする。 

まず、様々な事典・図鑑類の ニッケイ類の学名を調べてみた。
最上等種のセイロンニッケイは C. verum で統一されているので割愛。

はじめは、牧野富太郎の図鑑の近年までのもの
出版年 書名 ・著者 ニッケイ・肉桂 ヤブニッケイ ケ イ 備 考
1925  『日本植物図鑑』牧野富太郎 未調査だが、以下からすると 恐らく C. Loureirii だろう
1940  『牧野日本植物図鑑』
         牧野富太郎
C. Loureirii  C. japonicum 初版 (昭和15年)
 1958年の36版まで同様
1957  牧野富太郎 死去
1969  『牧野新日本植物図鑑』
         牧野富太郎
C. Loureirii  C. japonicum 第19版、初刷は1961年
編集:前川文夫、原 寛、津山 尚
1982  『原色牧野植物大図鑑』
         牧野富太郎
C. loureirii  C. japonicum 編集:本田正次
2000  新訂『牧野新日本植物図鑑』 C. loureirii  C. japonicum 新訂 初版
編集 : 小野幹雄、大場、西田
解説 : 牧野(富太郎) を冠する図鑑では、少なくとも 2000年までは 現在の GRIN と同じ学名が使われていた。 (ただし、種小名の語尾変化修正の前の名前 Loureirii )
他の図鑑も 牧野に倣うものが多かった。 例 : 『原色樹木検索図鑑』 1964。

しかし、1980年代から、別の考え方が登場する。

出版年 書名 ・著者 ニッケイ・肉桂 ヤブニッケイ ケ イ 備 考
1989  『日本の野生植物』
          木本編 I 
 C. okinawence  C. japonicum  編者 : 佐竹義輔、原 寛、
      亘理俊次、冨成忠夫
1990  『園芸植物大事典』 /小学館  C. sieboldii 記載無し  C. cassia  項目執筆者は 後藤利行
1997  『植物の世界』 / 朝日新聞社  C. sieboldii  C. japonicum  C. cassia  項目執筆者は 緒方 健
2000  『樹に咲く花』 石井、 他  C. okinawense  C. japonicum  記載無し
2004  『原色樹木大図鑑』  C. sieboldii  C.tenuifolium  監修 : 邑田 仁
2008  『新牧野日本植物図鑑』
         牧野富太郎
 C. sieboldii  C.tenuifolium  編集 : 大橋広好、邑田 仁、
      岩槻邦男
2012  『APG原色牧野植物大図鑑』  C. sieboldii  C. yabunikkei  編集 : 邑田 仁、米倉浩司
2016  『APG原色樹木大図鑑』  C. sieboldii  C. yabunikkei  編者 : 邑田 仁、米倉浩司
解説 : 日本で誰が採用し始めたのかは判らないが、ニッケイの種小名は sieboldii が大勢を占めるようになる。 編者の考えに従って、牧野の死後50年を経て ついに 牧野図鑑(2008)のニッケイも変えられてしまう。 小石川植物園の元園長である邑田氏は、未だに sieboldii にこだわっているようだ。(2012年発行の最新刊)

sieboldii は、スイス バーゼル大学の教授だった メイスナーが 1861年または64年と、古くに記載していたもの。

『日本の野生植物』 木本編 115ページ ニッケイ の項に、以下の記述がある。
なお、C. sieboldii Meissner は、ときにニッケイと同種とされるが、Carl Meissner 自身や小泉源一のいうように、別種であろう。 C. sieboldii は、シーボルトの日本での収集標品中にあったもので、おそらく中国産の1種であろう。
確かに、CD-Rom版 『 Index Kewensis Ver.2』 (1997年版)では、C. sieboldii をジャワニッケイ C. burmanni としている。

『日本の野生植物』のこの記述は、同書がニッケイの学名を C. okinawence とする根拠のひとつとなっている。 
okinawence は、鹿児島大学の初島住彦(1906-2008) が 沖縄本島北部や久米島・徳之島に自生するものが、内地栽培のものと同じものである事をつきとめ、また
C. sieboldii はニッケイとは別種との見解から、C. okinawence を新種として記載したもの。 しかしこれは、「内地栽培のもの」に C.loureirii という名があることを無視した命名だと思われる。 

出版年 書名 ・著者 ニッケイ・肉桂 ヤブニッケイ ケ イ 備 考
2009 『芳香植物』 朱 亮鋒  C. japonicum  C. aromaticum  aromaticum を肉桂としている
2009 GRIN  USDA  C. aromaticum  中国名 肉桂(上に同じ)
2007 GRIN  USDA  C. yabunikkei  2006年に大場が新規記載
2013 GRIN  USDA C. loureiroi  2013年 原著作 loureirii を変更
解説 : GRINによると、最近まで使われていた、ニッケイ C. sieboldii、ヤブニッケイ C. japonicum、ケイ C. cassia はいずれも「異名」である。



ニッケイ Cinnamomum loureiroi

和名 ニッケイ 肉桂
肉桂 rou gui は中国名では C. aromaticum トンキンニッケイ を指すもので、C. loureiroi をニッケイと呼ぶのは誤用である。 いまでは和名として広まってしまっているので、言うなれば 和名での「保留名」である。
牧野富太郎は 1940年(昭和15年)発行『牧野日本植物図鑑』のニッケイの項で、この事を指摘している。
日本名を「肉桂」としているが、元来この語はこの種の名ではなくて、この類の根に近い樹皮の最も厚い部分の名であるので、本種をニッケイと呼ぶのは誤りであるが、古くから用いなれた名であるので、それに従った。 漢名の「桂」は慣用名。桂は本来本種の名ではなく、その主品はトンキンニッケイ、すなわち 桂、一名 牡桂 C. cassia J. Presl = C. aromaticum Nees. である。
前半は 本来の「ニッケイ」の名の由来であり、本種 ニッケイ では主に「根の皮」が健胃剤や菓子類に使われた。 しかし、何をニッケイと呼ぶべきかは書かれていない。
他方、最上等とされている「セイロンニッケイ」 C. verum はシナモンと呼ばれ、樹皮の「内皮」が使われる。
シナモンスティック
このシナモンスティクは、実は10年以上前に購入したものである。
密閉シールの袋に入っていたためか、シナモンの香りはまだまだ残っていた。 長さ 8cm にカットされており、厚みは 0.5 ~ 1.5mm。

しかし、Wikipedia の「セイロンニッケイは もろく、柔らかい」という記述が正確だとすると、このスティックは非常に硬いので、「セイロンニッケイ」ではなく、カッシアと呼ばれる Cinnamomum aromaticum など、別の種のものと思われる。

ほかの種にも香りの良いものがいくつかあり、実際にはひとくくりに「シナモン」と呼ばれているようだ。 これを粉末にしたものがシナモンパウダーで、スターバックスにも用意されている。


 

地方名 ケイシン : 桂心 ?
鹿児島県の 旧内之浦町が属す「肝付町」で作られている 「けいしん団子」は、米粉と餡を練ったものを蒸し、二枚のニッケイの葉で包んだ(挟んだ)菓子である。

ケイシンは ニッケイ類の樹皮の呼び名の一つ、桂心 と思われる。
ケイシンが訛った 「けせん団子」の名の商品もある。
けいしん団子(けせん団子)

種小名 loureiroi : 人名による
イエズス会の宣教師だったポルトガル人 ロウレイロ João de Loureiro (1710–1791) を顕彰したもの。 
ロウレイロは インドのゴア、マカオに続いて、コキンシナ (現在のベトナム南部)に 35年もの間 滞在し、帰国後に著した 『 Flora Cochinchinnensis 』 に 1,000種もの植物を記載した。


命名者はドイツの植物学者にして 医師、動物学者、自然哲学者だった ニース Christian Gottfried Daniel Nees (1776-1858)である。 7,000種もの植物に命名したという割には知られていないのは、同時代で有名なリンネと重なっているためだろうか。
ニース
Wikipedia より
ニースが ニッケイに ロウレイロの名を付けた理由を知るには、ほかの人の命名も含めて 経緯を見る必要がある。
命名年 学 名 和 名 命名者 備 考
 Cinnamomum  ヘルマン、ブルーメ  『植物の種』以前から使われていた
1753  学名の出発点 『植物の種』  Cinnamomum は Laurus にまとめられて 無し
1753  Laurus cinnamomum  セイロンニッケイ  リンネ  正規の記載だが、後に Cinnamomum 属に変更され
 た時点で属名と種小名が同じ「反復名 tautonym」
 となり、認められなくなった
1759  Camphora  クスノキ属  ファブリキウス  1753年以降でクスノキ属に付けられた最初の属名
1760  Cinnamomum  クスノキ属  シャエファー  正式には Camphora よりも後の命名だが、以前から
 使われていたので、これが一般に通用した
 このため 保留名となっている
1790  Laurus cinnamomum  ニッケイ  ロウレイロ  ①と同じ名を付けてしまったため無効
1825  Cinnamomum verum  セイロンニッケイ  J. パースル  ①が無効になった時点で 繰り上げて正名となった
1836  Cinnamomum loureirii  ニッケイ  ニース  正名(種小名は loureiroi に訂正)

ロウレイロが ニッケイに、すでにリンネが記載していた名前を重複して付けた原因として、ふたつの可能性が考えられる。
  ・ セイロンニッケイ だと考えた
  ・ 別種と認識していたが、あえて あるいは 失念して同じ名前を付けた
別種ならば新しい名前を付けるのが植物学者である。 恐らく、リンネが記載したものと同種と考えたのだろう。 『植物の種』は数行の文字による記述で、標本が無かった可能性もある。
後年 ニースが② が別種であることをつきとめて、ロウレイロを顕彰して種小名としたと考える。
Index Kewensis の「ノート」にも = Cinnamomum loureirii と書かれているが、これも近年になってからの記載だろう。
植物命名規約では最近になって、種小名の語尾変化が正しくない場合、たとえば属名の「性」と違う語尾変化で名付けてしまったものや、人名を所有格にする時に、決められた形となっていない場合など、訂正してもよいことになった。 これに従って、 原著では loureirii だったものが loureiroi に変更された。


以下はクスノキの項と 記述が重複する。

Cinnamomum クスノキ属 : 巻物状の香料 の意味
Cinnamomum の属名は一説に、ギリシア語の「kino 巻く」および「amomos 香料」に由来するという。 『園芸植物大事典』

すでに紀元前2世紀には中国からエジプトに輸出されて、王様たちが使う、極めて貴重な品であったといわれている。

インドを目指す航路を開拓するための大きな動機も、ニッケイ・コショウ・グローブなどの香辛料や、没薬を直接買い付けたり、植民地にして栽培することであった。

Wikipedia 日本語では、Cinnamomum属を「クスノキ属」ではなく、「ニッケイ属」としている。
「Cinnamomum シナモン = クスノキ」ではないので、ニッケイ属の方が正確かも知れない・・・・。

しかし、日本では「クスノキ」が代表であるために、和名ではクスノキ属 と呼んでいる。 約 50種がある。

クスノキ 小石川植物園の大木
目通りの直径、1.8m×1.5m

クスの由来はたくさんあるようだが、香りに関係するものに真実みがある。
    ・「薫木」、クンノキ → クスノキ
    ・「香す」ことから、カス → クス
    ・「臭木」、クサノキ → クスノキ
などである。
大木になって、時には異様な樹形になるため、
    ・「奇木」、クスシキキ → クスノキ
という説が載っているが、論外であろう。
 
クスノキ科 Lauraceae
クスノキ科の基準になる属は「ゲッケイジュ属 Laurus」である。

クスノキ属の 50種に対して、ゲッケイジュ属は世界に2種しかないが、地中海に自生するゲッケイジュは、ギリシア・ローマの時代から「勝利・栄誉」の印であったのだから、代表となるのも当然であろう。

しかしその名の由来は、ケルト語の「blaur あるいは laur 緑」 ということで、ごくありふれた「常緑」ということが根拠である。
ゲッケイジュの冠を優れた詩人に送って不朽の名声をたたえる、という別の風習への思い入れがあったようである。

ゲッケイジュ 葉 と つぼみ

 
小石川植物園
高さ 約7m

 
月桂樹は雌雄の株が別である。


植物の分類 APG II 分類による ニッケイ の位置
原始的な植物
 緑藻 : アオサ、アオミドロ、ミカヅキモ、など
 シダ植物 :  維管束があり 胞子で増える植物
小葉植物 : ヒカゲノカズラ、イワヒバ、ミズニラ、など
大葉植物(シダ類) : マツバラン、トクサ、リュウビンタイ、ゼンマイ、ヘゴ、オシダなど
 種子植物 :  維管束があり 種子で増える植物
 裸子植物 :  種子が露出している
ソテツ 類 : ソテツ、ザミア、など
イチョウ類 : イチョウ
マツ 類 : マツ、ナンヨウスギ、マキ、コウヤマキ、イチイ、ヒノキ、など
 被子植物 :  種子が真皮に蔽われている
被子植物基底群 : アンボレラ、スイレン、など
モクレン亜綱 : コショウ、モクレン、クスノキ、センリョウ、マツモ、など
クスノキ目  ロウバイ科、モミニア科、クスノキ科、ハスノハギリ科 など
クスノキ科  ニッケイ属、ゲッケイジュ属、ハマビワ属、タブノキ属 など
 単子葉 類 : ショウブ、サトイモ、ユリ、ヤシ、イネ、ツユクサ、ショウガ、など
真生双子葉類 : キンポウゲ、アワブキ、ヤマモガシ、ヤマグルマ、ツゲ、など
中核真生双子葉類: ビワモドキ、ナデシコ、ビャクダン、ユキノシタ、など
バラ目 群 :
バラ亜綱 : ブドウ、フウロソウ、フトモモ、など
マメ 群 : ハマビシ、ニシキギ、カタバミ、マメ、バラ、ウリ、ブナ、など
アオイ群 : アブラナ、アオイ、ムクロジ、など
キク目 群 :
キク亜綱 : ミズキ、ツツジ、など
シソ 群 : ガリア、リンドウ、ナス、シソ、など
キキョウ群 : モチノキ、セリ、マツムシソウ、キク、など
後から分化した植物 (進化した植物 )           
注) 以前の分類とは クロンキスト体系とするが、構成が違うので、APG分類表の中に表現するのは正確ではない事もある。 その場合はなるべく近い位置に当てはめた。

小石川植物園の樹木 -植物名の由来- 高橋俊一 五十音順索引へ