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科 名 : | ジャケツイバラ科 Caesalpiniaceae (マメ科 Fabaceae) |
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属 名 : | センナ属 Cenna Tourn. ex Mill. (1768) | |||
英語名 : | kassod tree | |||
中国名 : | 鉄刀木 tie dao mu 、(別名)黒心樹 | |||
原産地 : | 東南アジア(ミャンマー、タイ) | |||
用 途 : | 街路樹、公園樹 材は銘木のひとつで、家具・楽器・細工物や内装仕上げ材に使われる |
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撮影地 : | ドミニカ共和国 ![]() |
ドミニカ共和国では、街路樹に多用されている。 ホテルや住宅の庭でもよく見かける。 |
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樹形 | 街路樹 | ||
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高さは共に 13m程度 |
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古い幹の様子 | 手前は 若い幹 | ||
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幹が少し太くなると、表面に縦の割れ目がはいる。 心材の色は濃褐色ないし黒褐色で、濃淡の縞がはっきりした模様があり、耐久性もあるので家具や内装仕上げ材、楽器や細工物などに使われる。 |
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福岡県大川市 高田木材のホームページより (掲載許可取得済み) |
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細長い小判型の小葉は皮質で、出始めは特にきれいである。 |
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葉の裏は白い | 実の様子 幅15mm | ||
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花 と 実 | つぼみ と 花 | ||
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以前は、センナ属 ・カワラケツメイ属 Chamaecrista ・ナンバンサイカチ属 Cassia の3属は、まとめて Cassia属 として分類されていた。 花や果実、種子の形状の違いから、現在は通常3つの属に分けられている。 2枚のアップ写真で、センナ属の花の特徴を説明したい。 |
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・雄しべの数:10本 ・雄しべの長さ:下から上にいくほど、短く小さくなる。 下段に一番長いものが2本。 中央奥に隠れるように1本。 中間に4本。 上部両脇に2本。 最後の1本は最上部の中央にあり、ほとんど見えないくらいに小さい。 |
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一方 「ナンバンサイカチ Cassia 属」は、10本の雄しべのうち 3 本だけが長く、大きく湾曲するのが特徴である。 |
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名前の由来 タガヤサン Senna siamea | |||
タガヤサン : 漢字も 由来も 不明 |
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種小名 siamea : シャム(タイ王国)の という意味 | |||
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Senna センナ属 : 不明 | |||
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ジャケツイバラ科 : | |||
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今回は、「世界の植物」の中で もっとも記述が少ない?! |
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 園芸植物大事典/小学館、 週間朝日百科/植物の世界・朝日新聞社、 植物学名辞典/牧野富太郎・清水藤太郎 |
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