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科 名 : | ネムノキ科 Mimosaceae | |||
属 名 : | キンキジュ属 |
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Pithecellobium Mart. (1829) | ||||
現地名 : | Gina ヒーナ | |||
英語名 : | Manila tamarind , Madras thorn | |||
原産地 : | メキシコ から 南アメリカ北部 ドミニカ共和国もその中に含まれる |
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用 途 : |
街路樹、陰影樹、生け垣として植栽される。材は一般材木、樹皮から黄色染料やタンニンが取れる。 実を家畜の餌に、果実内の白いパルプ状の部分や種子が食用となり、ジュースも作られるようだ。 タイでは、シーズンになると白い部分が市場にも出回るという。 |
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撮影地 : |
ドミニカ共和国 ![]() |
3月中旬に、滞在していたホテルの庭で、丁度 花と実の両方を撮ることができた。 撮影時には知識がなく、蟻もたかっていなかったし 鳥が食べているわけでもなかったので、果実の白い部分が食べられるとは思わなかった。 |
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托葉が変化したトゲ | 幹の様子 | ||||||||||||
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![]() 刺は、幹が太くなるにつれて目立たなくなるが、葉痕は長く残る。 |
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葉の様子 | 花の様子 | ||||||||||||
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葉は2回複葉だが、2枚の小葉からなる複葉が1対のみ。2回羽状複葉の「最小構成」で、4枚の小葉にも見える。 1枚の小葉の長さは 4cmほど。 花は少し黄みがかり、しょぼしょぼして見栄えはしない。 |
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黒い種子は扁平だが、白い果肉が膨らんで丸々とくびれた状態になり、やがて自然に割れてくる。 赤いのは 充血した目のようだ。 |
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名前の由来 キンキジュ Pithecellobium dulce | |||||||||||||
和名 キンキジュ : |
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種小名 dulce : 甘い という意味 | |||||||||||||
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Pithecellobium 属 : 意味は不確定 | |||||||||||||
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ネムノキ科 Mimosaceae : | |||||||||||||
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 植物の世界/朝日新聞社、 植物學名辞典/牧野富太郎、清水藤太郎、 Wikidedia English版、 Tropical Ornamentals/W. Arthur Whistler、 台湾賞樹情報/張 碧員、呂 勝由、陳 一銘 |
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