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ドミニカ共和国 ![]() |
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科 名 : | アカネ科 Rubiaceae | |||
属 名 : | ヤエヤマアオキ属 Morinda Linn. (1737) |
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英 名 : | Indian murberry | |||
ハワイ語: | Noni | |||
原産地 : | 琉球諸島、小笠原諸島、台湾、中国、東南アジア、インド、オーストラリア、太平洋諸島 など | |||
用 途 : | 果実を搾ったジュースが健康食品として飲まれているが、効果は不明。 根が褐色の染料となり、インドやインドネシアで用いられる。インドネシアのバテックにも使われている。『植物の世界』 |
ドミニカの首都サント・ドミンゴの植物園で見掛けたもの。 グロテスクな実でバンレイシかとも思ったが、この植物園には名札がほとんど無く、現地では何の木だかわからなかった。 |
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樹 形 | 葉のようす | ||||||||||||||
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![]() 大きい葉は30cmもある。 表は葉脈のところが凹んでいる。 |
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小さな土手に植えられており、右側のテラスに登って上から写真を撮ることができた。 道路にリュックが置いてある。 木の高さは2m程しかなかったが、Wikipediaには、高さ数十メートルになる とあった。 栽培畑では、収穫しやすいように小さく作ることであろう。 |
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花 | 咲いた先から太ってくる | ||||||||||||||
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花は初めから根元が合着した状態となっており、下の方から咲き始める。花の大きさは
1.5cm ぐらい。 トップの写真のように次々と実ができているが、どのくらいのスピードで大きくなるのかは不明。 毎日花が2輪咲き、一日で受粉すると仮定すれば、左の写真で約1ヶ月経つことになる。 |
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すべて咲き終わった | 成熟した実 | ||||||||||||||
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大きいもので 長さ10cm。 | やや黄色みを帯びた白い色。 この写真のみ [ Copyright ] Dr. Gerald Carr (Univ. of Hawaii ) |
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名前の由来 ヤエヤマアオキ Morinda citrifolia | |||||||||||||||
ヤエヤマアオキ |
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種小名 citrifolia : ミカン属の如き葉の という意味 | |||||||||||||||
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ナツミカンの葉 | ユズの葉 | ||||||||||||||
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Morinda ヤエヤマアオキ属 : インドのクワ という意味 | |||||||||||||||
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クワの実 クワ科 クワ属 |
パンノキの実 クワ科 パンノキ属 |
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![]() ヤマグワと思われるが はっきりしない。 |
![]() Artocarpus altilis |
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アカネ科 Rubiaceae : ラテン語 ruber 赤の意から。 | |||||||||||||||
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ノニ・ジュース | |||||||||||||||
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 園芸植物大事典/小学館、 週間朝日百科/植物の世界・朝日新聞社、 植物学名辞典/牧野富太郎・清水藤太郎、 植物の種/リンネ/復刻版・植物文献刊行会 春日健二氏のホームページ「日本の植物たち」、 ハワイ大学 Dr. Gerald Carrのホームページ (転載許可取得済み) |
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