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科 名 : | キョウチクトウ科 Apocynaceae | |||
属 名 : | エルウァタミア属 Ervatamia Stapf (1902) |
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英 名 : | Adam's apple , crape gardenia , crape jasmine , flowers-of-love , pinwheel flower | |||
原産地 : | インド | |||
用 途 : | 観賞用に栽培される。 |
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撮影地 : | ガイアナ協同共和国 、 ドミニカ共和国 |
初めてサンユウカを見たのは南米ガイアナ協同共和国の首都、ジョージ・タウンにある木造のホテル、「カラ・ロッジ」であった。 また、市民の憩いの公園「プロムナード・ガーデン」でも見かけた。 その後名前が判明したあとで出かけた、ドミニカの首都サント・ドミンゴの街のあちこちに植えられているのを見た。 |
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木造3階建ての カラ・ロッジ | |||||||
ガイアナは亜熱帯で木材が豊富なため、古い建物はすべて木造である。 この建物も3階+ロフト の大きなものである。 サンユウカは門の左右の、フェンスに植えられていた。 |
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カラ・ロッジの垣根 | プロムナード・ガーデン 高さ 1m | ||||||
ねじれた花の形から、キョウチクトウ科であることは想像が付いた。 つる性ではないが、「テイカカズラ」に似ているので花の匂いを嗅いでみたが、香りはしなかった。 |
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葉の形 | ドミニカのサンユウカ | ||||||
先の尖った楕円形だが、ドミニカで見たものは葉脈の部分が凹み、あいだが膨らんでいて「リーフパイ」のようになっていた。(右の写真) クチナシの葉に似ており、英語名のgardenia はこれをとらえたものだ。 |
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八重咲きのサンユウカ | |||||||
ネットで「サンユウカ」を検索すると、そのほとんどが園芸品種の八重咲きサンユウカである。 花の付き方がまったく違うのであるが、「ひとえ」のサンユウカに較べて、さらにクチナシに似たイメージとなる。 |
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小石川植物園で |
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名前の由来 サンユウカ Ervatamia coronaria | |||||||
サンユウカ : 散夕香 ? |
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種小名 coronaria : 副冠のような という意味 | |||||||
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英語名 pinwheel flower : 風車(カザグルマ)花 | |||||||
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Ervatamia エルウァタミア属 : サンユウカ属 | |||||||
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キョウチクトウ科 Apocynaceae : | |||||||
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参 考 | |||||||
テイカカズラ 定家葛 : Trachelospermum asiaticum Nakai (1922) |
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 園芸植物大事典/小学館、 週間朝日百科/植物の世界・朝日新聞社、 植物学名辞典/牧野富太郎・清水藤太郎、 春日健二氏のホームページ「日本の植物たち」 |
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