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科 名 : | キョウチクトウ科 Apocynaceae | |||
属 名 : | ストロファンツス属 | |||
Strophanthus DC. (1824) | ||||
原産地 : | 西熱帯アフリカ(ギニアなど)から 中央熱帯アフリカ(カメルーンなど)を経て、東熱帯アフリカ(タンザニア)まで アンゴラ |
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用 途 : | 観賞樹として栽培される。 この属のある種は、心臓の薬として利用 |
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撮影地 : |
シンガポール ![]() |
シンガポール植物園正門をはいって、丘に登っていく階段には小川が配されている。 木々の間に植えられた灌木のひとつであるが、花弁の尖端が長く紐状になる珍しい植物である。 名札が見つからなかったために問い合わせをして、学名を教えてもらった。 |
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葉 | 花 | |||
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葉の長さ、約8cm。 葉は対生なのだが、水平に伸びる枝では、すべての葉が太陽の光を受けるべく 「平行」に同じ方向を向いている。 多少は「枝」もねじれて対応しているようだが、主には「葉柄」が角度を変えたりねじれたりして、調整している。 |
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生え初めは、確かに前の葉と直交した「対生」である。 |
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花弁の内側には、付け根から、茶色の別の花のような飾りがある。 「副花冠」のように見えるが、『園芸植物大事典』では、「10個の爪状鱗片」となっている。 花のサイズは幅4cm程度だが、「長い紐」は 40cmぐらいある。 |
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名前の由来 Strophanthus preussii | ||||
和名 : なし |
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種小名 preussii : 人名による | ||||
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Strophanthus ストロファンツス属 : ねじれた紐状の花 の意味 | ||||
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キョウチクトウ科 Apocynaceae : | ||||
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 園芸植物大事典/小学館 植物関係出版物データ・ベース/ハーバード大学 植物採取者データ・ベース/ハーバード大学 |
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