山手線 が 渡る橋 ・ くぐる橋 目白 → 池袋
− 架道橋 (ガード) ・跨線橋 −

5. 池袋高架橋
山手線の2本の線路の間にある 引き上げ線。 
昔は池袋駅の旅客ホームが2つしかなかったにもかかわらず、電車区(山手線の車庫)があって、池袋始発・終着電車の処理をするために使われていた。

現在はほとんど使われていない。事故などで、池袋駅で「折り返し」する必要ができた時には使われるのだろう。
高架橋といっても、高さは2m 程度。このぐらいならなにも高架にしなくても、と思うのだが・・・。 
そのわけは、引き上げ線は水平が原則のため。
目白寄り 端部 (山手線の内側 より)

山手線の外側 より
端部に取り付けられた銘鈑
1991(平成3)年と 比較的新しい。
車止め

構造が違う
写真中央部を境に 左右で構造が違うことに気が付いた。
双眼鏡で覗いた結果、古い方の端部に銘鈑を発見。右側部分は20年以上前の、1968(昭和43)年3月に建設されたことがわかった。

池袋駅南口から
外回り、内回りのどちらからも待避できる。


位 置 (終戦後の様子)
1948(昭和23)年の空中写真/国土地理院
目白駅              明治通り        池袋駅
池袋高架橋 データ
位 置 : 豊島区目白三丁目
管理番号:  −
線路の数: 1線 : 山手線の待避線
長 さ : 約 40 m
幅 員:  −
高 さ : 最高部で 約 2 m
竣工年: 目白寄り:1991(平成3)年11月
中間部 : 1968(昭和43)年3月
それ以前に存在していたのかどうかは、未解明。
備 考: 目白方向端部はコンクリート柱・梁による構造。大部分はコンクリート擁壁によるミニ築堤。
名前の由来: 池袋駅構内にあるためか?

周辺の情景
古レールによる柵
架道橋のすぐ横、西池袋二丁目24番 先 である。ほかの部分の柵とは違って古いレールが使われている。
柵の右端あたりに 昔 踏切があった。

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