山手線 が 渡る橋 ・くぐる橋
大 塚 → 巣 鴨
− 架道橋 (ガード) ・跨線橋 −

4. 大 塚 79号 架 道 橋

比較的新しく作られた コンクリートの架道橋。
片側2車線の車道と両側の歩道部分からなり、十分な幅がある。
今後 隣の大塚架道橋が一方通行になるため、山手線の外側から内側にはいる車はすべてここを通ることになり、交通量が増えることになる。

遠 景 (山手線 内側より)
全 景 (山手線の内側より)
正面が、旧白木屋百貨店の大塚ビル。現在は建て替えられた。 
近 景 (山手線の内側)
桁はPCコンクリート製。
PC桁 山手線の外側より
ひとつの線路に対して 2本の主桁で、合計4線である。

巣鴨側歩道に描かれた 壁画
西巣鴨中学生の作で、タイトルは「大切なモノ」


位 置 (戦後の様子)
1947年(昭和22年)8月の空中写真/国土地理院
  大塚駅                          巣鴨駅
この時点では 大塚79号架道橋はまだできていない。

大塚79号架道橋 データ
位 置: 豊島区南大塚二丁目〜北大塚一丁目
 品川から 17K 360M
管理番号: 43
通りの名称: 都道436号 小石川-西巣鴨線バイパス
南側の愛称:プラタナス通り
線路の数: 4線 : 山手線、湘南新宿ライン
支 間: 約 24 m
空 頭: 表示無し
竣工年: 1977(昭和52)年3月
備 考:
大塚駅寄りの大塚架道橋も都道436号で、その幅が片側一車線と狭いために、新たにすぐ近くに南北をつなぐ道が設けられた。線路を中心に「ロの字型」に道路がある。
名前の由来: 大塚駅近くの「補助79号道路」に架かる橋


周辺の情景

大塚といえば 三業地。

大塚79号架道橋の脇が「大塚三業通り」の入口となっている。
大塚三業通
その三業通りは、旧谷端川を暗渠化してできた道である。

最盛期には都内で三番目の芸者数だったそうだが、『HP・長屋茶房/天真庵』の店主の話では、2004年の時に 9人。
今では何人いるのだろうか。踊りの舞台があった「検番」はマンションとなり、残っていた組合事務所も今は無い。
「三業」とは、置屋(芸者を登録・管理する)、待合(お茶屋)、料亭(割烹・仕出屋)の「三つの業種」の集まりである。
待合いの数も少なくなり、玉三郎の育った富士間も閉めてしまったらしい。

それでも 料理屋はたくさん残っており、一番のお勧めは 鮨「高勢」。
営業は 基本的に夜のみ。 日曜休み。 現在はすぐ近くに移転した。

その他、大塚駅近くのお勧め飲み屋、「江戸一」 「北山」 。

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