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和 名 : | ガイアナネムノキ (仮) | ||
科 名 : | ネムノキ科 Mimosaceae (マメ科 Leguminosae) |
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属 名 : | ベニゴウカン属 Calliandra Benth. (1840) |
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原産地 : | ガイアナからブラジル | |||
用 途 : | 庭木 |
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撮影地 : | ガイアナ協同共和国 ![]() ドミニカ共和国 ![]() |
ガイアナの首都ジョージ・タウン、仕事で出かけた同国の保健省の入り口横に植えられていたものである。 花はアメリカネムノキに似ているが、葉の形に特徴がある。 |
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このように 横に広がる低木である。 |
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花のアップ | ドミニカの花 | |||||
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つぼみの状態では、花が半球状にたくさんあることがよくわかる。 花弁はほとんど目立たず、ピンク色の長い雄しべが目立つ。 右側のドミニカで見たものは、いくつかの雄しべの基部が、まるでラッパ型の花びらのように長くなっていた。 変種か別の種類と思われる。 |
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莢は大きくなく、実の数は2・3個のようだ。 黄緑の若いサヤとすでに割れた古いものが付いている。 |
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カリアンドラの葉 | ネムノキの葉 | |||||
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木にはたくさんの葉が付いていて わかりにくいため、左の写真は一部を折って撮影したもの。 本種も羽状複葉の一種であるが、右のネムノキのような多数の羽状の複葉ではなく、「一枚の葉」の複葉の数は二枚のみである。 ただしこれはカリアンドラ属共通ではなく、なかにはネムノキのような複葉の種もある。 |
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名前の由来 カリアンドラ・スリナメンシス Calliandra surinamensis |
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仮の和名 ガイアナネムノキ : ガイアナ原産のネムノキ |
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種小名 surinamensis : スリナムの | ||||||
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スリナム : 南アメリカ大陸北部の国 | ||||||
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Calliandra ベニゴウカン属 : 紅合歓属 | ||||||
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ベニゴウカン Calliandra eriophylla Benth. (1844) |
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ネムノキ科 : Mimosaceae ( APG分類では マメ科 ) | ||||||
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参 考 | ||||||
ギンゴウカン 銀合歓 : Leucaena leucocephala de Wit (1961) |
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← Mimosa leucocephala Lam. (1783) | ||||||
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ギンゴウカン | 鈴なりの若い莢 | |||||
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 園芸植物大事典/小学館、 週間朝日百科/植物の世界・朝日新聞社、 植物学名辞典/牧野富太郎・清水藤太郎、 Wikipedia |
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