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科 名 : | ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae | |||
属 名 : | ローソクノキ属 Parmentiera DC. (1838) | |||
原産地 : | パナマ | |||
用 途 : | 事典には、熟すと淡黄色になり、リンゴのような香りがして、ウシが食べるという記述がある。 人間は食べないのか..? |
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撮影地 : | ガイアナ協同共和国 ![]() 日本 ![]() |
ガイアナ協同共和国の首都 ジョージ・タウンの植物園の一角にあったもの。 大きくなると高さ 6 ・7mになるらしいが、この木は小さく、高さ3m程度であった。 10月末だったため花はなく、細長い果実がたくさんぶら下がっていた。 |
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地面で二股にわかれていた | 葉の様子 (小石川植物園) | ||
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葉は3枚の小葉を持つ「三出複葉」で、葉の柄の所には「翼」がある。 沖縄などでは露地植えが可能である。 小石川植物園では温室栽培されているが、夏期に屋外で育てられる鉢は、5月に学生が動員されて運び出されて温室前に並べられる。 ロウソクノキも屋外組である。 事典によるとロウソクノキの花は夜に咲いて、コウモリが花粉を媒介するそうだ。 親戚の植物である、ソーセージの木と同じだ。 夕方、運良く花が咲いているのを見ることができた。 白く、きれいな花である。 花の形や雄しべの状態もソーセージノキに似ているが、幹に付く「幹生花」で、当然、ロウソクも幹に生る。 トップの写真の実の長さは 20cm 強だったが、大きな木では120cmにもなるそうだ。 |
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幹に着く花(小石川植物園) | |||
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大きさは直径6cm であった。 |
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名前の由来 ロウソクノキ Parmentiera cereifere | |||
ロウソクノキ : |
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種小名 cereifere : 蝋を有する という意味 | |||
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Parmentiera ロウソクノキ属 : | |||
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ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae : | |||
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参考文献 : Index Kewensis Ver.2.0/Oxford University Press、 園芸植物大事典/小学館、 週間朝日百科/植物の世界・朝日新聞社、 植物学名辞典/牧野富太郎・清水藤太郎、 Infomotions, Inc.のホームページ/by Eric Lease Morgan |
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