山手線 が 渡る橋 ・ くぐる橋 駒込 → 田端
− 架道橋 (ガード) ・跨線橋 −
番外3. 構内跨線橋


駒込橋のすぐ隣に架けられた「人道橋」で、ほぼJR専用の通路であるところは、巣鴨駅と同じパターンである。違うのは、屋根付きであること、入口がホテル棟の1階を貫通している点である。
元々は、改札をはいってからの完全な構内跨線橋だったが、改築工事で自由通路となった。また 構造体の古レール以外はすっかり新しくなり、駅舎と同じようにモダンになった。

跨線橋(巣鴨側から)

 
跨線橋全体でトラス桁となっているためと、人道橋で荷重が小さいために、細いレール部材で構造が成り立っている。

旧 跨線橋
2010.2.26
窓を少なくした代わりに、スレート屋根だったところにトップライトが付けられた。壁になったところは広告スペースに。
改修に当たって、オリジナルの銘板を残してくれたお陰で、この跨線橋の竣工年が判明している。

赤丸部分に銘板がある。

1957−5
1957(昭和32)年5月、還暦を過ぎて少し経った。他では明治時代の鉄桁が使われていることを考えれば、まだまだ若い。

駒込駅のホームから 橋の下を見る (田端側から)
水平ではなく、駅に向かって上っている。断面は「家型」となっている。次は駒込橋、ずっと遠くに染井橋が見える。駒込から巣鴨の先まで、本郷台地に直線定規で計画線が引かれた。

ビルの下の部分から 跨線橋部分

改札側から ホテルの方を見返す コーナー補強

使用されているレールのサイズは小さめだ。

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