山手線 が 渡る橋・くぐる橋 駒込 → 田端
- 架道橋 (ガード) ・跨線橋 -

1. 駒込駅高架橋

ホームと線路の下だが、れっきとした高架橋。
駒込には二つの改札があるが、本郷台地の傾斜地に位置するために巣鴨側はホームから上へ、田端側は階段を下りる。外回りの線路の先に改札があって、「中里道架道橋」に出る。

高架橋部分
2010.2.23
ホームの下が空洞となっている部分が高架橋で、長さは 40m程度。ふたつある階段のうち右側は、最近になってエレベータに改築されている。 
東口へのエレベータ
2020.5.12

改札に下りる階段
巣鴨方向を向いている。高架橋は階段を下り切った位置から始まる。階段の向かい側、写真の背後にエレベータができた。
 
新設エレベータ 改札口レベル
2020.5.12
左奥が改札口。
改装前の階段
2010.2.28
田端方向を見ている。右側の階段だった所にエレベータが設置された。結果的に、階段とエレベータが向かい合った位置で、わかりやすい配置となった。柱の紅白のポスター「ここは東口。南北線・六義園は逆の出口」は、10年前と変わっていない。
 
改札前通路
高架橋の短手方向は2スパンで、左側が通路、右側はトイレや駅事務室、切符売り場などとなっている。
 
中里道架道橋から 改札口を振り返る
次回に登場する「2. 中里道架道橋」から巣鴨方向を振り向くと、高架橋を見通すことができる。



位 置 (戦後の様子)
1947(昭和22)年8月の空中写真/国土地理院
  駒込駅                        田端駅
この時点では、高架橋はまだ建設されていない。

駒込駅高架橋 データ
位 置: 豊島区駒込二丁目
管理番号:  -
線路の数: 1本:山手線 外回り
長 さ: 約 40 m
幅: 約 9 m
竣工年: 1968(昭和43)年3月
備 考: 鉄筋コンクリート、柱梁構造
2スパン ✕ 7スパン
名前の由来:
駒込駅構内の高架橋。大塚にある「大塚高架橋」には 駅 が付かないが、本高架橋は東口改札および事務所が含まれるために、「駅」を付けたものと考えられる。

駒込駅高架橋 施工銘版
実は、高架橋の名称は大塚と同じように「駒込高架橋」だとばかり思っていたのだが、目につかない場所にこの銘版があり、正式名称を知ることができた。


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