山手線が渡る橋・くぐる橋  − 架道橋 (ガード) ・跨線橋 −

西日暮里
2. 西日暮里駅 高架橋

西日暮里駅は高架下にある。

改札口や駅事務室などは柱梁で作られた構造体の中にあり、JRの分類では「高架橋」となる。
片側は間之坂架道橋の橋台を兼ねており、山手線の内側に「銘板」が張られているので、それが確認できた。

切符売り場 (右側が間之坂架道橋)
高架橋ができたのは駅ができた時、1971年(昭和46年)である。

開業当時は、新幹線はまだできていなかった。

西日暮里駅開業後 1974年(昭和49年)の空中写真
国土画像情報/国土交通省 CKT-74-15/C24B-7 1974年(昭和49年)
がおよその 高架橋の範囲。
東北本線との間の 三角形の部分も建物がありそうだ。
新幹線開通後 1989年(平成元年)の空中写真

東北本線は線路の位置が移動され、山手線との間に新幹線が通された。
山手線から外れた部分は作り直されたかも知れない。
 
新幹線架道橋の下 駅の入口

 
改札の中
ホームへの階段・エスカレータ と 地下の千代田線への階段。
エスカレータは二つのホームの間部分にある。

地下一階へ 千代田線の改札口
千代田線の改札口は JRと直結。 定期や乗り継ぎ乗車券を持っていない人は、窓口で精算する必要がある。

西日暮里駅高架橋 データ
位 置: 荒川区西日暮里五丁目
管理番号:  −
通りの名称:  −
線路の数: 4本 : 山手線、京浜東北線
2本 : 新幹線
地下に2本:千代田線が横断
延 長: 50 m 程度
竣工年: 1971年(昭和46年)1月
新幹線部分:1982年(昭和57年)7月
備 考:
名前の由来: 日暮里駅を構成する高架橋




付近の情景

第二日暮里 跨線線路橋
東北本線が 貨物線(旧常磐線)を渡る跨線橋である。

この線路、尾久駅経由の東北本線が 日暮里から赤羽まで開通するのは、1929年(昭和4年)であるが、工事は早くから進められていたようで、このトラス橋の銘板には「大正拾参年」(右書き) 1924年 の年号があった。


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